atelierA5 x MA.house:Architectural Design Report

設備配管ルートの確認

本日は断熱材吹付け工事の中、設備設計者と共に設備配管ルートの確認を行いました。
雨水配管、給排水配管、電気等全てのルートを現地にて確認していきます。
非常に限られたスペースに全ての配管を効率良く施工する必要があり、なかなか施工が難しいです。
現場は断熱材吹付けのため粉塵がかなり舞っていましたが、
配管等見えなくなる部分も非常に重要ですので、念入りにチェックしていきます。

atelier A5 清水貞博

サポート柱の解体

前回、型枠の解体をお伝えしましたが、今回は床、梁を支えていたサポート柱の解体です。
打設から4週間を経て、コンクリートが無事基準の強度に達したことが確認出来ましたので、
いよいよサポート柱を外すことにました。
これで、この建物の骨格全体が完成したことになります。

サポート柱が無くなったことで、内部空間もずいぶんとすっきりしました。
歩いていると、上部のスリットから光が差し込んできていて、なかなかいい感じです。

atelier A5 伊藤悠

床型枠の脱型

床の脱型が始まり、建物全体の型枠が外されました。
脱型はしましたが、床や梁を支えているサポート柱は、まだ外せません。
解体するには、一定の強度が見込める4週間という期間が最低必要です。

壁と同様にコンクリートは、おおむね良好な仕上がりです。
これで躯体部分が全て露になり、空間の骨格がしっかりと認識できるようになりました。
完成をイメージしながら、内部を歩いていくと期待感が高まります。

今後は、様々な業種の職人の方が現場に入ってきて、内部の設備や仕上げの工事に入っていきます。
ここからめまぐるしく工事が進んでいくので、下準備をしっかりと整え、完成に向けて進んでいきたいと思います。

atelier A5 武藤大

植栽見学

1Fテラスに植える樹木を探しに、群馬県の畑に行ってきました。
候補に挙っている桜、サルスベリ、モミジを中心に、造園屋さんから詳しい説明を受けながら、
お施主様と畑を散策しました。
青空の下、木々が立ち並ぶ畑を歩くのは気持ちが良いものです。

桜は大きさ、枝振りで良いものがなく、引き続き、造園屋さんに探してもらうことになりました。
しかし、桜は維持するのが難しく、良い物が見つかっても決定には覚悟が必要そうです。

モミジは大きさ、枝振りで良い物があり、
「モミジもかっこいいなぁ。桜がダメなら季節感を感じられる紅葉も良いな。」
とお施主様。

樹木についてはもう少し検討していくことになりました。

atelier A5  清水 裕子