
桜の調査
残す予定の桜の枝剪定や根の状態確認のため、付合いのある造園業者と共に現地にて調査を行いました。
建物と干渉する枝をどのように剪定し、処置するかの打合せだったのですが。。。
造園業者から出たのは信じられない言葉でした。。。
「この桜はこのままでも5年くらいしかもたないでしょう。」
以前枝を切った部分から菌が入ってしまい一部幹や枝が腐り始めており、
根から生えている枝葉こそが桜が枯れてしまう前兆とのこと。
豊かに生茂り、つい先日まではみごとな花を咲かせていた桜なだけに予想もしない展開となってしまいました。
我々ももっと早い時点で専門家の意見を聞くべきでした。
お施主様も大変残念そうにされておりましたが、完成後に枯れてしまってからでは
大変な撤去工事となってしまうため非常に残念ながら既存の桜は撤去することとなりました。
新居には新しい桜を植える方向で検討を進めます。
atelier A5 清水貞博

杭の決定、着工へ
着工までの大きな課題となっていた地盤補強の方法が決定しました。
検討をお願いしていた十数社からの工法、見積りを比較した結果、
地盤改良杭と鋼管杭の2社に絞られ、今回はコンクリート造で
荷重が大きな建物であるため、コストはかかってしまうのですが、
より安全性の確保できる鋼管杭を選択することになりました。
地盤面から11m下の支持層まで22本の杭を打ち込むこととなります。
地盤補強の方法が決定し、いよいよ着工です。
現場も慌ただしく動き始めてきました。
atelier A5 松崎正寿

家具の検討
杭の検討を進めている間、御施主様のお宅にパソコンを持ち込み、CG上で家具配置や色等を検討しました。
ソファやテーブル等の配置を見ながら、「やっぱりソファは、I型よりL型配置の方がいいね。」
「ローテーブルは使いにくいし、いらないかもね。」など、ご意見を頂きながらCGに反映させていきました。
ソファの色は、カタログ等に照らし合わせながら数パターン見て頂き、候補を絞り込んでいきます。
最終的には現場が進んできた段階で、実際の素材や色をサンプルで確認しつつ、決定していきます。
atelier A5 武藤大

確認申請
確認申請が下り、確認申請済証が発行されました。
今回はなんと3週間で下りました。予定より早く下り、ホッといたしました。
写真は申請書類の一式です。
一戸建ての住宅で、これだけの量の書類が必要です。
ほとんどが構造計算書になります。
申請は下りましたが、杭の件が残っているので、まだ、着工は出来ません。
「確認申請早く下りたけど、意味ないね。」と御施主様。
杭の見積り検討を進めます。
atelier A5 清水裕子

地盤補強
着工に向け準備が整いつつある中、地盤補強の方法が大きな課題となっています。
地盤の補強の方法は、大きく地盤改良か、杭の2通りに分けられるのですが、
その中でも、コンクリート杭、鋼製杭など、様々な選択があります。
各工法の構造計算による安全性を確かめた上で、
なるべくコストがかからない工法を選択するため、十数社に検討を御願いしています。
予想以上の補強工事が必要となりそうで、施工費と共に着工までの大きな関門です。
atelier A5 松崎正寿